出会い方で興味も変わる
とあるフォローワーさんが古典のことに触れられていて、あ!って思ったので。
大学時代に寺山修司にどハマりして、そこから藤原定家の和歌が好きになった過去があります。
定家さん、平安時代末期から鎌倉時代にかけて活躍した歌人。簡単に言うと小倉百人一首を選んだ人です。平家が猛威を振るうご時世に「平家なんてどうでもいいんや!俺は歌を詠みたいんや!」って言った人らしい。( ネット情報の受け売り。関西弁かどうかは不明)
言葉選びのセンスとか世の中の捉え方、情景描写が本当にステキなんですよ。学生時代、古典はあまり得意ではなかったし、古典の文法とか、はぁ?って感じたったから受験のために古典を勉強しました。(「けり」の活用法って⁉︎「けり」は「けり」やん!って思ってた。)その世界観は好きだったんですけどね。
しかし、大学で横尾忠則や宇野亜喜良というイラストレーターから寺山修司にはまって本を読みあさったり映画を観たりしていく中で出会った藤原定家は、抜群にカッコよかったのです。
世の中を少し斜めから見たクールな感じの歌とか、ちょっと妖しげな歌とか。
今の職場で私の隣に座る20代女子古典好きにその話をしたら「定家、おしゃれですよね」ってサラッと言ってました。古典女子カッコいい。
和歌っていうと恋の歌ってイメージだけど、定家は恋の歌以外の方が私は好きです。
でも、学校で習って好きになったわけじゃないから、出会い方って大事。もともと知ってるものでも、違う方からアプローチされたらイメージが全然違うし、簡単に落ちてしまうことってある。
だから
ボイメンだって、聞いたことあるけど…って人もアプローチの仕方でズドン!と落とせるんじゃないかと思うのです。そのアプローチの仕方を模索する日々。とりあえず、隣に座る20代女子古典好きを只今ロックオン中!
それにしても
藤原定家からボイメンってすごい持っていき方したな、私。